諦めず、失敗から進化せよ。
失敗から学ぶ(挨拶)
日曜日もデント修行。
T様のご提案に甘えて、あれこれ色々試してました。
んで、よーくわかったのは…
アルミパネルってのは「大 小 浅 深 形状」例外なく、押したり引っ張ったりすると、必ず伸びるとか柔かくなるなぁと。
これはもちろん小さいエクボでもそうで、目立たないだけでピンポイントで少し柔かくなるって感じ。
とは言え、多少押したり引っ張ったりしたくらいでは、高張力鋼板より全然硬いけど(笑)
でもって、小さいエクボでもデントすると、高確率で薄く線状にシワが出るなぁと。
詳しいメカニズムはわからないけど…押したり引っ張ったりして多少伸びて柔かくなった部分が平面に戻って、まだ硬い部分に押されて負けて、行き場が無くなって少しシワになって凹む…こんなんじゃないかなぁと感じております。
完全に独学なので、あくまで経験からの推測ですが。
んでも、なんとなくできたシワを見てると、そんな気がする(笑)
エクボを直して出来たシワくらいであれば、今の僕のレベルでも全然対応可能範囲なんだけど、大きくなればなるほど、この影響って大きくなってどんどん難しくなるんかな。
でもって、三日月状の凹み部分をまぁまぁ良さげな感じまでデントしてみて、パテ盛りした時の化学反応で出る熱の影響でどれくらい歪むのか、多少熱を加えれば歪みが取れるのか、試しにヒートガンを遠巻きで少し炙って様子見したら…
まぁまぁ歪みました…
特に奥の補強&接着剤の部分から、三日月状の凹みがあった手前くらいまでが盆地状に歪むのです。
手前側は曲面が多少キツくなってるから、形状的に支えになってるっぽい。
これが何を意味するか…
結局綺麗にデント出来てたとしも、真夏の炎天下でボンネットが熱せられたら、間違いなく伸びたアルミパネルが何かしら歪むって事です。
もちろん冷えれば戻るんですが、これを繰り返していくうちに…
パテが割れる、歪みが進んで戻らなくなる等、遅かれ早かれ納車後に熱でトラブる可能性大だったって事で、逆に色々検証出来て良かったかもしれない。
鈑金でもそうですが、鉄板が伸びたままパテでなんとか誤魔化そうとしても、パテと硬化剤の化学反応の熱で伸びた鉄板が歪んでいくってヤツ。
プレスラインとか、曲面とか、形状的に丈夫な場所なら熱で歪んでいく事も少ない、もしくはほとんど無いかもですが…
平面に近い部分は、やっぱパネルの絞りが出来ないとダメっぽいです。
おそらくデントであれ、鈑金塗装であれ、場所によって熱で歪んでトラブるから、アルミパネルは交換が基本って感じなんだろうなと。
アルミパネルのデント解説動画を見ても、やっぱ押し出している周辺のかなりパネルが動いて影響出てそうな部分は伸びてるっぽい。
ビフォーアフター見ても、やっぱ多少歪んだまま。
よーく見ると、微妙に写り込んだラインが歪んでるのがわかるけど…さすが目立たないくらいに抑えてるなぁ、デント屋さんってやっぱ凄いなぁと感じました。
でも作業途中、押し出しかなり歪んでるなぁと思った後にカット入れて、繋げた後に歪みが一気に取れてるから、この辺で絶対に絞りを入れてる気がする。
変な意味ではなく素晴らしい技術だと感じます。
僕はデントを始める前からデント屋さんをリスペクトしています。
て事で、アルミパネルでも絞りは可能なんだと思い、色々と調べまして…とある設備にたどり着きました。
どっちみち、このままアルミパネルが伸びた状態も良くないし、四苦八苦して時間ばかりかかってパネルが伸びる一方ってのはもっと良くないし。
て事で、その設備を導入しました。
届いてからあれこれ試行錯誤して、検証しなければなりませんが、これで…
アルミパネルのデントリペア
アルミパネルのデント鈑金
絞りありきのデントリペア
絞りありきのデント鈑金
これらが可能になると思います。
実はT様ご依頼(修行)のデントリペアを見ていた整備屋さんから、BMWのアルミドアパネルのデントリペアご依頼1件、国産ミニバンの高張力鋼板ボンネットのデントリペア1件が決まっております。
BMWのアルミドアパネルは、ディーラーにて新品交換25万円と言われたそうで、仕上がりそこそこでも良いからデントリペアをお願いしたいとの事。
国産ミニバンのボンネットは、近所の整備屋さんの仲の良い従業員さんが「幸ちゃん、そこそこで良いからデントやってよぉ」といった感じでご依頼(笑)
「そこそこで良い」とは言われてますが、わたくしも職人の端くれ。可能なかぎり良い仕事を目指します。
もちろん、T様のご依頼(修行)の方が先なので、この2件の方達にはちょっと待っていただきますが、何にせよ設備が届くのが1月末から2月始め。
その間にT様のボンネットの調色を進めておこうかなと。
しかしまぁ、デントの需要って凄いねぇ。
「Don-Garage」に加え、駐車場2台分の賃料も頑張って稼がねばなりませんね(笑)
独学であろうが何であろうが、デントは面白いし、難しくても地道に修行して極めたいと思っています。
もっと練習して修行して、デントリペアも出来る鈑金塗装屋になりたい。
これからも頑張ります!
んで、社員としてのお仕事、バックドアをデント鈑金したエスクワイアも終わりました。
もちろんちょっとひしゃげたバンパーも綺麗に直っております。
お客様に喜んでいただける仕上がりになったかなと思います(^^)
て事で、今日はここまで。
それでは!

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